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My FIT その他の装備

VSAが欲しくて、1.5ℓのRSというグレードになってしまったMy New Carですが、このVSAを選ぶと、その他にも、Sパッケージとコンフォートビューパッケージ、サイド&カーテンエアバッグ、純正ナビ、スマートキーシステムが勝手についてしまい、50万円ほど高くなり、とってもハイグレードなクルマになってしまいます。なんでじゃ??


Sパッケージというのは、ディスチャージヘッドライト<HID>(ハイ/ロービーム、オートレベリング/オートライトコントロール機構付)、本革巻ステアリングホイール、アレルフリー高性能脱臭フィルターがつきます。自分で選んだら、HIDはつけるかもしれないけど、オートライトコントロールはまず選びません。ところがこのオートライトコントロール使ってみると、とても便利です。暗くなってきたり、トンネルに入れば勝手にライトがつくし、エンジン止めれば消えます。ライトの位置はもうオートにしっぱなしです。これで吹雪や霧のときにもライトが勝手につくようになれば完璧なんですが、そこまでは無理のようです。


コンフォートビューパッケージは、自分で選んだとしても必ず選ぶ、北海道にはうれしい装備です。ヒーテッドドアミラー、フロントドア撥水ガラス、熱線入りフロントウインドウです。ミラーやフロントウインドウにも熱線がつくのは大変ありがたいです。はげしく雪が降っているときに走ると、徐々にワイパーが凍りつき、さらにフロントガラスにヒーターの熱を向けていても、ガラスも凍りついて、視界が悪くなります。これがあると前方視界がすっきりと確保されます。フロントウインドウの熱線ですが、バッテリーに負担をかけないためだと思いますが、20分で切れます。これがちょっと不満です。吹雪の中を走ったとき、「あらら、ワイパーが凍り付いてきた」ということがありました。一度凍りつくと、今度スイッチを入れても、走り続けているときには、なかなか氷が取れません。


VSAを選ぶと、暖かい地方でもこの装備がついてしまうわけですが、いらんだろうなあ。まあ、そもそもVSAを選ばないかな。それよりも、スカイルーフを選ぶでしょう。いいなあ、スカイルーフ、空が見えるなんて、楽しいです。私も実はスカイルーフにしたかったんですが、VSAをつけるとスカイルーフがつかないんですよねぇ。

My FIT ナビ

4WDに初めて乗ったとき、「もうやめられない」と思い、次のクルマも4WD。アンチロックブレーキのクルマに初めて乗ったとき、「これはいい」と思い、次のクルマもABS付き。ナビ付けたら、「なんて便利なんだ」と思い、次もナビ付き。今回、買い替えにあたっても当然ナビ付きにしようと思ってました。当初はHonda純正ナビじゃなく、ディーラーオプションで選べる別のナビをつけるつもりでした。純正ナビだと、安全のため走行中に操作ができなくなるメニューがいっぱいあるからです。テレビも音だけになってしまいます。しかしVSAをつけると、なぜか純正ナビも一緒についてしまうオプション設定になっているFIT RSです。それでも、純正ナビは通信機能が使えるので、ケータイは買い換える必要があったけど、これはこれで大満足です。


純正ナビの通信機能を使うためには、インターナビ・プレミアム・クラブというホンダが運営するサービスに入会しなければなりません。無料で、ディーラーで申し込めばOKです。さて、ケータイを胸のポケットに入れて、エンジンをかけると、「ケータイとナビをBluetoothで接続しています」とメッセージが出て、通信機能が使えるようになります。初めてつながったときはうれしかった。「おお、やったー」ってなもんです。目的地を設定すると、情報センターにつながり、交通情報や気象情報がチェックされます。「目的地の到着時刻ごろの天気は晴れです」などとしゃべります。走ってると、ナビ上に工事中などの表示や渋滞を表す線が現れ、しゃべるときもあります。「この先工事中、片側通行です」。でも工事中はたいてい少しズレてます。工事だって進むわけだから仕方ないところです。「この先渋滞しています」。でも渋滞もそこまで行くと、普通に流れてたりします。まあ北海道ですから、通勤ラッシュ時以外はそれほどの渋滞はありません。「この先、事故多発交差点です」などと言われると、かなりドキっとします。画面に雪が降ることもあります


札幌市内を走ると、「どこ行くんだあ」というような道に入ることがあります。最初のうちは、「バカナビだ」と思いましたが、どうやらこれがフローティングカーシステムというやつらしいです。インターナビ・プレミアム・クラブのメンバーの情報を収集して、実用的なルートを案内するというシステムです。普通ならそっちの道の方が早いのかもしれないけど、今の時期は雪で道が細くなってるので、横道に入ると、かえって運転に疲れたり、遅くなったりします。「おいおい、こんなとこ行くか、フツウ」ってなもんです。


ニュースも配信してます。これをナビが、「今日午後3時ごろ・・・」と読み上げるわけです。ところが、目的地を設定していると、「今日午後3時ごろ・・・、ピッ、まもなく右折です」と案内の音声が入って途切れてしまいます。そしてまた最初から「今日午後3時ごろ・・・、ピッ、右折です」。「今日午後3時ごろ・・・、ピッ、この先渋滞しています」。「今日午後3時ごろ・・・、ピッ、500m先左折です」。ニュースを聞くときは目的地設定を解除するか、音声案内を切るかしましょう。


なんだか、あまり役に立ってないようなことを書いてしまいましたが、何よりオモシロイじゃないですか。オモシロければ、十分楽しいです。そうそう、メールも使えます。「ケータイ持って乗ってるんだから、ケータイでメールすればいい」と思われるでしょうが・・・、まあ、その通りです(^_^;)  ただ、PCの地図ソフトからメールで地点やルートをナビに送ることができます。ナビでそのメールを開くと、目的地設定が一発です。これは便利ですよ~。でもなあ、クルマじゃめったに遠くに行くことないし・・・、この機能がバイクナビにあればなあ。

吹雪の惨劇

平日休みを利用して、温泉&スキーにニセコに行きました。仕事が終わって真っ直ぐニセコへ。途中から吹雪き模様。雪の壁に突っ込まないようにと慎重に運転して、なんとかホテルに到着。吹雪の露天風呂はいいもんですよ~。寒いけど(^_^;)


惨劇は翌日。この日も吹雪。スキーはあきらめて真っ直ぐ帰宅することにしました。中山峠の下り。凍結路面の上に粉雪で、かなり滑りやすい路面状態。ブレーキをかけると、ABSがきいてもズルズル滑ります。ナビからは「この先事故多発区間です」の声。惨劇の右カーブ手前でブレーキをかけると、ズリーっとすべり、眼前に橋の欄干が迫ってきます。左側にゴンという衝撃とともにクルマは、対向車線に飛び出し、今度は右側の欄干へ。左へ右へとハンドルを切り、何とか右の欄干にはぶつからずにコントロールを取り戻しました。


クルマを降りてみてみると、「あらっ、なんともないかな」。目だったヘコミもなく、まったくの無傷に見えました。ただ雪がびっしりついていて良く分かりませんでした。対向車が来てたら、本当に大惨事だったとブルっときながらも、無傷で良かったとホッとしました。でも、ゴンというあの衝撃でキズがないわけないと、自宅近くの洗車場で洗ってみると・・・。やっぱり、無残なキズがありました。遠目ではまったくわかりませんが、塗装の下でバンパーにヒビが入ったようです。3箇所ほど、ボコっとみみず腫れができていました。さらにこれも洗って雪を落としてびっくり。左前輪のホイールカバーがパックリ割れていました。


 




その足でディーラーへ。簡単に点検等をしてもらうと、空気圧がやや減っているものの、足回りは大丈夫ということでした。代償はホイールカバーが6100円、フロントバンパーを取り替えるなら43000円ということでした。ホイールカバーは取り替えることにして、バンパーはまだ冬道この先、雪の壁につっこんだり、段差に気づかず乗り上げたりするかもしれないので、このままでいくことにしました。顔を近づけて良くみないとミミズ腫れもよく分かりません。


あらためて、振り返ってみると、滑ることが分かってるのに、下りのカーブ手前でブレーキを踏んでしまったところに大きなミスがありました。時速50kmぐらいだったと思いますが、その速度で十分カーブを曲がりきれたと思っています。それにしても対向車が来なくてホントに良かった。中山峠の神に感謝です。右の欄干に激突しなくて済んだのはVSAのおかげだろうか、まあ、そういうことにしておこう。

My FIT VSA

安心感があるけど燃費が悪くなる4WDの代わりにと、燃費のいい2WDにVSAをオプションで選びました。VSAとはヴィークル・スタビリティ・アシストの略で、アンチロックブレーキ、トラクションコントロール、そして横滑りを制御するシステムということです。雪道では頻繁にVSAが作動します(メーターの横にVSA表示灯があり、作動しているときに点滅します)ので、やっぱり、つけて良かったと思っていますが、運転の仕方は、4WDとVSAの2WDでは、どうやら思考を変えなければいけないようです。


FF車は発進するとき、おもいっきり前輪が空転します。北海道ではこれを一般的に「カッチャク」と呼んでます。VSA装備のMy FITはあまりカッチャキません。トラクションコントロールというやつでしょう。FF車の場合、前輪空転を感じたら、一度アクセルを戻して、タイヤをグリップさせて発進させます。これをやらないと、横滑りを起こしたりします。VSA車は横滑り防止装置が働いているのか、4WDほどがっちり路面をとらえているという感覚はありませんが、アクセルを踏み続けても、車体は真っ直ぐで路面を滑るように進んでいきます。


グシャグシャのシャーベットの轍で、追い越しのために進路変更をしましたが、これはなんぼVSAがついていても怖いです。ハンドルがとられます。ブーン、ブーンと激しくVSAの作動音がしました。ただ4WDではこういうときにスピンの恐怖が頭をよぎりますが、VSAは車体をなんとか真っ直ぐに保ってくれるのかなあ、と思えます(なーんて、やっぱり怖いわ、これは。怖くて何度も試す気にならないしね)。ちなみに、VSAが働いているときには、インパネ内のVSA表示灯が点滅しますが、それ以外に、ブーンという音が、どこからか聞こえます。


夕張に行く途中3箇所ぐらいヘアピンカーブがあります。滑りやすい路面の日は、ここでもVSAが作動します。滑っているのに、ハンドル通りに曲がっていくという不思議な感覚があります。4WDは滑りやすい路面をしっかりグリップして走る、VSAは滑りながら真っ直ぐ走る、といったところでしょうか。グリップしなきゃ走れませんが、まあ、そんな感じということです。氷の上で試してみたらはっきり違いが分かるかもしれません。


ところで深雪でスタックしてしまうとVSA車は、トラクションコントロールのせいで抜け出せないそうです。そのためにVSAをオフにするスイッチがついています。そうだ、今度コレをオフにして走ってみよう。

My FIT スタイル

12/28、サホロから帰ったその足でFITを1000km点検に出しました。走行距離は1555km。ついでに下辺の防錆処理をお願いしました。北海道の冬道は融雪剤として、塩化カルシウムが撒かれます。これがクルマの底を錆らせるらしい。値段は21000円。少々高いですが、バイク用のブーツを買うのを控えることにします。普段の足として買ったFITですが、なぜかすごく気に入ってます。今まで乗ってたクルマの中で一番気に入っているかもしれません。値段では前に乗ってたオデッセイの方がかなり高いのにです。 


ロアスカートをはいたRSということで、年齢不相応かなと思ってましたが、どうしてどうして、落ち着いたスタイルで、おじさんが乗っても全然平気です。鈴木さんもRSのスペシャルムービーの中で語っているように、「大人が乗っても全然おかしくない」デザインです。そして、これもホンダのページにありますが、「買い物をして終わるはずだった、いつもの休日。ひさしぶりの柔らかな陽光に、気がつくと心は走り出していた」という言葉どおり、なぜか走りに出かけたくなります。クルマが誘っているとでも言うんでしょうか。 今日もルスツまで行ってきます。


実は見た目は、旧型のFitの方がいいなあと今でも思ってるんです。新型のFitは昔のオデッセイを前後から力を入れてつぶしたみたいな形と思えてしまいます。悪く言えばあまりスマートじゃない。でもそのスマートじゃないところが、40を越えたオジサンに似合うような気がしてます。なんかちょっと変だけど、カワイイというか・・・。