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12/10/06 羅臼でめんめ

ツーリングの目的地は食! 食べるために毎年行く場所。積丹のウニ、函館のイカ、そして知床羅臼のめんめ。めんめとはきんきのこと。今年も行ってきました「純の番屋」。知床までは自宅から440kmほどあるので、日帰りは高速使ってもきつい。宿泊場所を「じゃらん」で1週間前ぐらいから探していましたが、ない。斜里にも網走にもない。範囲を広げて北見…、にもない。どうやら、この3連休、北海道中はあちこち賑わいをみせるようです。阿寒湖でかろうじて見つけましたが、「ハイクラス」とかで、一泊17500円、高い! 仕方ない、ここにしてみよう、ポイントあるので15000円。知床羅臼まで行って、また200kmほど引き返す強行軍となってしまいました。目的はめんめで、観光はついでだから、まあ、いいさ。
およそ600km。羅臼まで行って、阿寒湖まで

戻りました。5:20に出て16:30、ホテル着
天気予報では、石狩地方、朝方雨、道東は大丈夫。雨が降り出す前に石狩を抜けてしまおうと、朝早くに出ました。家の前で準備してると、ポツ、む? 天気予報正確。バイクで走り出すと、パラパラ。千歳あたりまでパラパラでしたが、雨雲のはじっこだったので、レインウェアを着ずに走りました。千歳東ICから道東道に乗ってしばらく行くと、雨雲の下を抜けれました。それほどぬれなかったけど、もうちょい早く出れば、良かった。
道東道の由仁PA。いつできたんだ、真新しいPA
晴れた、良かったと思ったのもつかの間、夕張の山岳地帯に入ると、霧。こい霧。そのうち晴れるだろうと思ったら、この後ずっと、帯広を過ぎるまで濃霧の中でした。気温は8℃。寒かった。
占冠PA、ここも真新しい
占冠PA。濃霧
やはり、いつもの休みの日と違って、クルマの数が多い。まだ朝早いというのに、ゴールデンウィークなみの数でした。シルバーウィークだもんね。
体が冷えきったので、道東道の終点「足寄IC」
を降りて、すぐのローソンで肉そば
けっこううまい
ひたすら走って、宿泊地の阿寒も通り過ぎ、双湖台
かなり葉を落としてますが、紅葉はもうちょい先
今年の残暑は長かった。9月なかばまで、25℃超えてた
双岳台から雄阿寒岳と雌阿寒岳
どっちがどっち?
またずっと走って、なんだアレ? 不思議な遺跡(^^);
だれが何のために作ったのか…
国道243号沿い、別海町の本別あたり
そして着きました、純の番屋、1年に1回来ます
12時30分。意外に早く着けました
道東道のクルマの混み具合から見て、待たされるかなと思いましたが、あっさり席に着けました。去年は夏に来て、30分ほど待たされました。ところで、道東道が混んでたということですが、本州の高速を思い浮かべてはいけません。道東道の場合、遠くまで見渡せる高速の長い直線の前にも後ろにもクルマがいないという一人旅が常態です。この日は、いたんですね。追い抜いても、追い抜かされても、いたんですね。
「寒かったでしょ」と、コーヒーのサービス
オオミゾ貝。強く勧められたので、食べてみました
けっこう大きい。ホッキ貝漁でまざるらしい。これうまい
淡白でイカのあぶりみたい。値段も安く350円
きんき! 羅臼のめんめ(きんき)はでかいんだ
これ、トロけます。たまらんわあ
ノドがふるえるほど、うまい!
さしみもついて…
定食2800円。この大きさのきんき
札幌で食べたら、5000円ちかくする
店内はこんな感じ。写真中央の冷蔵庫の中にある
食材を選んで、料理してもらうという、ちょっと
他店とは違うシステムです
薪ストーブ
ツーリングの目的は果たしました。満足だ。とはいうものの、せっかくここまで来たんだし、知床峠にもよって行こう。ところが、知床横断道路の山に濃い雲がでんとかかっています。
山が見えないほど、雲が濃くかかっている
知床峠は、やめにしよう
同じ道を戻るのは、しゃくにさわるが、仕方ない
武佐岳、奥のとがってる山が斜里岳
同じ道を戻りたくないので、ナビ見ながら方向だけ
間違えないように適当に走ってたら、開陽台がありました
開陽台から
寒かったので、早く温泉に入りたいと、先を急ぎ、再び双岳台、双湖台を横に見ながら、ーちなみに、この道、快適なワインディングで走るのが楽しい、次の日もまた走ることになりますー、16時30分にホテル着。入り口の庇の下にバイクを停めさせてくれました。バイク乗りにとって、駐車場がどうなってるかは常に気になるところです。私は、バイクカバーを宿泊の場合は持ち歩いてます。
ハイクラスのホテルってどんなだろう? わくわくです。チェックインを済ませると、「お荷物お持ちします」と和服の仲居さん。「いや、いいです」と恐縮。部屋まで案内してくれます。
部屋。格子戸です
短いローカがあって、右側がバス・トイレ
正面が部屋、左手には冷蔵庫など。部屋に入ると…
畳にベッド! 素晴らしい!
温泉は8Fと1Fと別館にそれぞれいくつも湯舟がある大きな浴室が3つ。夕食も朝食もバイキング。これがうまい。欲張って全部をちょっとずつ食べてみましたが、全部うまい。たいしたもんです。手抜きなし。朝食も朝から刺身なんて出したりせず、朝食にふさわしいものをいろいろたくさん出してました。ハイクラスいいじゃないですか。また行ってみたくなりました。
バイキング会場

12/08/11 うに丼

歳をとってくると、食べれないものが出てきます。嫌いになるとか、健康のせいでとかではありません。「こんなにおいしかったのか」と、本当の味を知ってしまい、巷に流通しているものに目もくれなくなってしまうわけです。

うにといか刺し、そして今回の本州ツーでそれにカツオのたたきが加わりました。うには昔から大好きで、子供の頃はまだ漁業権がそんなにうるさくなかったので、自分で採って食べるだけなら大丈夫でした。潜って採ってきたやつを割って食べたり、焼いて食べたり。いつしかそんなことはできなくなってしまいました。その味を知っているから、もういけません。
今回はウニあわび丼にしてみました。2600円。
ウニもあわびもとれたて、うますぎるぅ。
これはサービス。その他になんの魚か分からないけど
あら汁つき。
いか刺しは、函館で朝捕れの活イカをさっとさばいて出すピチピチした刺身を食べてしまったので、もう居酒屋のイカ刺しもスーパーのイカ刺しも食べれません。箸でつまんだだけで違いがわかります。ゴロ(イカの内蔵)がまたうまい。今年はまだ食べてない。
カツオのたたきは、北海道でもたまに売られていますが、ちょっと生臭いというか、「なんでこんなものがおいしいの?」と思ってました。今回高知県の久礼というとこで、食べたカツオのタタキ。衝撃でした。臭みは一切なし、焼いてあるところは香ばしい。朝捕れたカツオをすぐタタキにして出すそうです。しかも1人前400円。
これで400円。ごはんとみそ汁が250円。
650円で定食が食べられちゃいます。
うにやイカ刺しは北海道だから、1年に1回か2回は行けるけど、高知は遠い。どうしよう。
300km走ってウニ丼を食べに行ってきました
積丹まで行ったけど、観光は一切なし、ウニだけ
ところで、道混んでた。ここは本州かと思ってしまうぐらい混んでました。帰りは12時ぐらいに、余市を通りましたが、5kmぐらい(もっとかな)渋滞してました。8月いっぱいで積丹のウニは終わりです。

12/06/24 積丹ブルー

解禁になった積丹のウニ。毎年ウニ丼を食べにいってます。昨日は昼からだったので、ウニ丼食べにではなく、生ウニを買いに行ってきました。曇ってたし、時間もそんなにないので、さっと買って帰ってくる気でした。いざ買おうと思ったら、ないもんです。食べるのならあっちこっちにノボリたった店があるけれど、買える場所がない。あきらめました。

その代わり、曇りだった天気が、小樽を過ぎたあたりから晴れ。これは積丹ブルーを見るチャンスじゃありませんか。グルっと回って帰ってくるとおよそ300kmになるので、昼からだとちょいキツですが、行くことにしました。


積丹はいい天気
神威岬
先っちょまで歩く気にはならんかった

積丹ブルー
PhotoShopでエフェクト

花が咲いてました
トーマル峠のワインディングを
走って290km、5時間半
北海道は今8時近くまで明るいです

苫小牧で朝飯

なかなか一日休みがないけど、ちょこちょこと近場を走っております。今日は苫小牧に朝飯に行ってきました。寒かった。7時の気温は9℃でした。まだまだ朝晩は寒い北海道です。苫小牧と言えば、マルトマ食堂ですが、日曜日は休みということで、海の駅ぷらっとみなと市場で、ほっき丼。


ほっき丼、1200円
前日の土曜日もちょこっとツーリング。当別から石狩を走ってきました。佐藤水産の裏の旧石狩川で、こんなシーンをみました。
おおっ!
豪快!

ムルチのドレスアップ

ドレスアップなんていうと、マフラーでも変えたかと思われるでしょうが…

ステッカーを貼っただけ。遅ればせながら、”PRAY & HOPE SAVE JAPAN” 「がんばろう日本」も買ったので、そのうち変えてみます。
ところで、私も遅ればせながら、携帯をスマホに変えました。それで一番良く使っているアプリがEVERNOTE。便利です。家のiMacにもiPod Touchにも同じソフトを入れてあります。ちょっとしたことでもメモしておくと、3つとも全て同期されます。クラウドっていうやつですね。スマホで撮った写真も簡単にPCに送れちゃいます。ロングツーリングのときなど、いちいちメールでメモを送ってましたが、これだとすごく簡単。メモするだけ。メールを送る必要もないし、メモしたものも簡単に見れるし、編集も自在。家に帰って、ゆっくりブログ用に作り直せばいい。便利、便利。はい、もちろん仕事にも使っております。