ブログで知り合った道東在住の方が襟裳方面にツーリングに行くというので、「うまく行けば、会えるかも」と、私も襟裳に向かいました・・・が、途中、早来あたりで迷いました・・・、というよりも、自ら迷う方へ迷う方へ行ったと言うか・・・。すると、こんな看板が・・・

おそらく、その人は「12:00くらいに襟裳に着くにちがいない」 「よし、まだ時間ある、こりゃ行くしかない」ということで、どんどん行くと、やがてダートになり、そして・・・

こんなふうになってきました。「モトクロス場ってここか?」 モトクロス場って言うから、なんか小屋かなんかあって、入場料払って、きちっとしたコースがあるのかと思ってたら、ただのハードな林道・・・。ギプスシューズこそ履いてこなかったものの、襟裳に行こうというのに、なぜかジーパンの下にニーシンガードつけて、ジャケットも肩、肘、脊椎パッド入りのジャケット、それに普段ははずしている胸プロテクターまでつけていました。そこで、これぐらいなら何とかなるかなと進んでいくと・・・

こんなふうになってきました。アップダウン、急カーブ、轍、ぬかるみ、草ぼうぼう、枝道いっぱい。写真はかなりましな方です。もっと写真撮りたかったけど、怖くて止まれません。幸いコケることはなかったですが、 ビビリっぱなしです。ずっとスタンディングで運転しました。スタンディングってやっぱり安定します。別れ道もいっぱいあるので、迷いそう、「遭難」の文字もちらつきましたので、適当なところで退散することにしました。一人じゃここは怖すぎです。
なんとか、元の道に引き返し、「さあ襟裳に行くぞ」と、道道59むかわへの道を行くと・・・

こんな横道を発見、マップルで調べると、「町道豊丘字宇隆線 ジャリダート7.3km」と出てました。こりゃ行くしかない・・・。ここは良かったです、ずっとこんな感じの穏やかなジャリ道が続きます。森林浴です。お腹も減ります。ということで、厚真から、鵡川の道の駅「四季の館」へ向かいました。「四季の館」について、昨日達成したスタンプラリーの手続きをしたり、腹ごしらえをしたりすると、もう10:50でした。「今から襟裳行ったら、14:00ごろになっちゃうな、仕方ない、襟裳はあきらめよう」 そこで、マップルに載ってる近辺の林道にアタックすることにしました。ちなみに完走賞のステッカーは早速XRに貼りました・・・

もう一度「町道町道豊丘字宇隆線」を走って、道道59に戻り、「幌内宇隆林道」に挑戦することにしましたが、「町道豊丘字宇隆線」の入り口が分からず、あちこちグルグル走って、結局厚真に戻って、59に入り直しました。「幌内宇隆林道」も入り口がよく分からなかったけど、「ええい、きっとこれだ」と入ったところが当たりだったようです・・・

ここも穏やかなジャリダート、ハイキング気分です。「町道・・・」よりアップダウンとワインディングはきついです。やがて・・・

こんな風景に出くわしました。木を切った跡ですな。ここでパチパチ写真を撮ってると、遠くの方で・・・

きつねがこっちを見てました。振り返ると・・・

こっちにもきつねが・・・。
さて、「堀内宇隆林道」を抜けた先に、今度は「厚真川林道 ジャリダート20km」があります。「よーし、これだ」と厚真ダムへと続くダートを進んでいくと、なんと・・・

普段ほとんどだれも通らないようなジャリ道の終点、厚真ダムのあたりで、お祭りをやってました。人がいっぱい、なんかキツネに化かされたような気分です。お祭り会場をグルっと一回りして、お好み焼きなどを食べ、「厚真川林道」にチャレンジです。20kmのダートということで、走り応え十分、道はこれまたビギナーでも大丈夫なうれしいフラットなジャリダート。どんどん進みます。ところが残念ながら10kmほど進んだところで、ゲートが閉まってました。「整備中」とかで8月?日(忘れた)まで、通行禁止だそうです。
ブログで知り合った方とは、またいつか会う機会があるでしょう。襟裳に行ってたとしても、会えるかどうかは分かりませんでしたし・・・。
それにしても、あの「モトクロス場」の看板を発見したあたりから、なんだか夢の中ような、魔法にかかったというか、幻想的な気分に浸されました。山の中の霊気というか、オーラというか・・・。
長いブログを最後まで読んでくれてありがとう・・・(^.^)