ビューエルに試乗してきました。本命はユリシーズですが、試乗したのは、XB12S通称ライトニングです(写真は2007モデル、試乗したのは2004モデルで色はオレンジでした)。ユリシーズに比べると、一回り小さく作られています。そのおかげで、足つきはベッタリで膝に余裕もありました(身長175cm)。ステップの位置もちょうど良い。ドコドコというエンジン音はハーレーのものです。アイドリング時に視界がぶれます。別に不快ではありません。HD乗りはあのドコドコに病みつきになるんでしょうね。
なんでも、重量が中央に集められているとかで、とても曲がりやすいのだとか、話を聞きました。ところが、交差点で曲がろうとしたら、「まがらねぇ、だろう」と、なりました。いくつか交差点を曲がるうちに、気づきましたが、体重を前の方にかけ、つまり上体を少し伏せ気味にして、視線を教習でならった通り、曲がる方向に向け、バイクをちょっと寝かせてやると、それだけで、簡単に曲がってくれました。「なるほどな、こりゃ楽しいわい」となりました。
市内はやはり交通量が多く、なかなか直線での加速を楽しめませんでした。2度ほど、信号待ちで先頭になったので、ふかし気味に発進してみると、フロントが持ち上がりそうになり、ビューンと飛んで、二速に上げたときには、80km/hに達していました。ミラーを見ると、隣に並んでいたクルマは芥子粒ほどになっています(ちと大げさかな)。以前、オートマチックは発進時に加速力があっていいなどと書きましたが、リッターバイクはそんなもんじゃないということを実感しました。
前輪のブレーキは怖いほどよくききます。これは、ドゥカティもそうでした。最近ようやく後ろブレーキを使えるようになってきて、まず後ろブレーキ、そしておもむろに前輪ブレーキと使ってますが、いきなり前輪ブレーキをおもいっきりかけたりしたら、想像するだに恐ろしい。
おもしろいのはメーターパネルで、アニメキャラこそついてないものの、笑っちゃいそうなくらい、はでで、子供のおもちゃみたいなデザインです。いかにもアメリカ的です。
「30分自由にどうぞ」の試乗で、終わると、「これ、どうぞ」とミネラルウォーターの小さいペットボトルとタンブラーグラスをくれました。両方ともBuellの文字入りです。試乗させてもらって、こんなものまでくれるなんて、「なんて、すごいんだ、ビューエル」
さすがステータスブランドのサービスは違いますね。
ところできちんと腰で乗ってますか?今日の乗り方のところを読んでいて、XRの軽さに、振り回すくせが付きかけている気がしました。私がそうだったのですけどね。
ビッグバイクは特に、軽くニーグリップして肩と肘にも自然なゆとりをもって、腰辺りの重心で乗る感覚になると、楽になりますよ〜。そこから気合いに合わせて変化させると、パワーを引き出せやすくなります。
知り合いに、昔ホンダのテストライダーだった人がいますが、どんなバイクでも物凄く自然な姿勢で乗ってます。攻める時はすごいですけどね。
とにかく、重さとパワーは無理に扱えるものじゃないですよね。
私は、一時間も椅子に座り続けられないムチウチの症状(頸椎・胸椎)で苦しむ頃から、1日乗れるようライディングを工夫し続けて、二年位かけて(あまり乗れなかったもので…)ようやく体で理解できました。
うん、うん、姿勢が大事ですね。忘れそうになっていました。