スシー日記

大荒れの土曜日から一夜あけると、きれいな青空、とはいかないものの雪は降りやみ風もおさまってました。昼まで仕事だったので、昼からスキーに行こうと道具を一式クルマに積んで出かけました。ところが、9時ごろから、ドカドカと降り始め、12時を過ぎても一向に降りやみません。重たい雪。スキーをやめて、久しぶりにスシーにすることにしました。回転のスシーです。


寿司のうまさって、何なのかいまいちよく分かりません。まして回転寿司だと自分の好きなものばかり食べるので、たいていどこで食べてもおいしいです。でも、去年東京に出張した際に、お客さんがいっぱい入ってる回転の店に行って見ましたが、「うーん」とうなってしまいました。北海道はネタが新鮮という先入観があるせいかもしれませんが、うーん。ウニは、ちょっと無残だったなあ。しばらくウニ食えなくなりました。高いせいもあるけどね。


わたしがよく行く北海道の回転寿司は、函館の函太郎、小樽の和楽、そして、近所ではトリトン。どこも新鮮でおいしさびっくりです。どこもおいしいのですが、何かが微妙に違うんですね。ネタはどこも新鮮だから、たぶんシャリの味に秘密があるのではないかと思ってます。好みの問題ですね。わたしの好みで順位をつけるなら、1番和楽、2番函太郎、3番トリトンです。和楽はついこの間まで南郷通にもあったのに、いつの間にかなくなってしまい、それで遠出がおっくうな最近は寿司が食べたくなるとトリトンに行くようになっていました。


しかし、新しいところも開拓したく、今回はテレビで見た根室花まるという南郷通の店に行ってみました。ネタはもちろん新鮮ピチピチで、おいしい。しかもここ、上の3店に比べて安い。値段的には和楽と函太郎が同じ値段で、トリトンがそれよりやや安く、花まるはトリトンよりさらに安いです。いいとこ見つけたっと。また行こう。写真は今が旬の真たち、これが好きなんだなあ。3皿も食べちゃった。


今年はGT1000にETCをつけますが、そうすると、休日には函館が近くなります。今から日帰り函太郎ツーリングが楽しみです。


ところで、良くテレビなどで、「北海道は食べ物がおいしいですね」と聞きますし、本州ツーリングで知り合った人にも良く言われましたが、わたしが悟ったのは、確かにおいしいけど、それは、新鮮だからであって、つまり、生で食べたり、ただ焼いたりしただけのものがおいしいのであって、調理したものは、歴史の重みの前には全然かないません。鹿児島や熊本の漬物を食べたときに、衝撃とともに悟りました。

スシー日記」への2件のフィードバック

  1. Amano Jack

    中華料理とかも歴史の重みを感じます。
    ソースの味付けとか日の通し具合とか・・。
    でも、自分はやっぱり素材そのものの味を楽しみたいです。
    フランス料理みたいに素材の善し悪しよりもソースで決まる料理は
    嫌いっす!(笑)
    もともとフランス料理とか中華料理は、宮廷が産地から遠かったんで
    新鮮さをごまかす為にソースが発達したって聞きました。
    色んな国でメシ喰ったけど、自分の中では寿司が世界最高の料理だと思ってます。
    それも北海道の寿司が!(笑)

    返信
  2. Daisun

    そうですよね。グルメ番組とか良く見ますが、素材が新鮮なら、そのまま食えよなとか思っちゃいます。イセエビをぐちゃぐちゃにしたような料理を見ると、もったいないと思ってしまいます。

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA